29日に行われる天皇杯準決勝対横浜FM戦の柏側ベンチメンバーが、上限の7人に満たない6人になることが分かった。
レアンドロ・ドミンゲス、橋本和、茨田陽生といった出場停止選手に加え、練習に参加しているU-18所属の3名(木村裕、小林祐介、秋野央樹)も『柏U-18』の選手として大会へ登録済みのために、ベンチ入りはできない。ネット・バイアーノもチームとは別メニューで、さらに26日の練習中にはクォン・ハンジンが負傷した。これらのアヤが重なって、フィールドプレーヤーが足りなくなってしまっていた。
GKを2人登録する案については、「『太陽を穴の空いたザルで隠すことはできない』ですから。フィールドプレーヤーやフィールドプレーヤーとして、ということです」とネルシーニョ監督は話し、とりやめたそうだ。こうしてベンチメンバーが足らなくなることは、指揮官としても長い監督経験の中で初めてのケースになるというが、「交代できるのは3人までですから。それにFW、中盤、DFとメンバーはそろっていますので、大きな違いはないと思います。われわれが進む上での1つの障害として捉えています」と、決して“おおごと”ではないことを強調していた。
(柏担当 田中直希)
2012/12/28 19:34