今季リーグ戦10得点のチームトップスコアラー・マルキーニョス選手がスーパーサブとして決勝進出の切り札となる。
11月下旬に左太ももを痛め、以降は別メニュー調整が続いたが23日の天皇杯準々決勝・名古屋戦で後半途中から出場。相手DFを手玉にとるようなトラップ&ターンを披露するなど能力の高さを見せた。迎える準決勝・柏戦でもベンチスタートが濃厚だが、「スタメンで出て早々に交代することになるよりも、監督のオプションになれる」と前向きに捉えている。
決勝戦では古巣・鹿島と対戦する可能性があり、「勝ち慣れているチームと対戦するのはいい経験になる」と歓迎した。勝ち方を知っている男が横浜FMを決勝の舞台に導く。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2012/12/28 11:06