14年ぶりの優勝を果たしたナビスコカップ決勝の浦和戦で右ひざ前十字じん帯を損傷した藤田優人が、千葉県外での手術および入院から帰柏。27日には日立柏総合グラウンドに姿を現した。
リハビリを終え、取材に応じた藤田は「みんなが練習しているところを見て、いまは自分がやるべきことをやろうと思う」と話した。病院では時間があったため、Jリーグの試合をつぶさにテレビ観戦。第32節の全9試合を網羅するほど没頭していたという。
第32節・名古屋戦では太田徹郎が2試合連続ゴールを奪い、木村裕も終盤に途中出場を果たすなど、サブ組で苦労を共にしてきた選手たちの活躍に胸を熱くした。「一緒に苦しんできた仲間だし、テツロー、グッチ(谷口博之)、キム(木村裕)、アキ(秋野央樹)も試合に出るようになって、いろいろとこみあげてくるモノはあった」。
全治約8カ月と復帰までの道のりは長いが、仲間の奮闘を糧に藤田は1日でも早い復帰を目指す。
柏の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(柏担当 郡司聡)
2013/11/27 17:57