27日、「2014関西ステップアップリーグ」の神戸戦が、いぶきの森球技場で行われた。試合は40分に三根和起がPKで先制するが、82分に追いつかれて1-1のドローに終わっている。
神戸には、10月7日に東城陽グラウンドで行なわれた試合は0-3で完敗したが、この日は中盤のプレッシングが機能。ボールを奪ってからもテンポよくパスをつないで相手ゴールに迫った。
26日に行われたJ2第38節・磐田戦(2△2)は前半のみで交代となった横谷繁と、来季のトップ昇格が決まっている永島悠史(京都U-18)が組んだダブルボランチも攻撃の構築やセカンドボールへの対応でチームに貢献。そこに、2列目の石田雅俊から伊藤優汰、さらに右SB下畠翔吾の攻め上がりなどが絡んでチャンスを作っている。
後半も京都ペースの中、終盤に微妙な判定によるPKを決められて、前日のトップチーム同様に勝ち切ることはできなかったが、CBとしてフル出場した磐瀬剛は、「チームとして成長している」と話す。京都にとっては底上げを感じさせる一戦となった。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/10/29 07:00