プロ野球の日本シリーズも白熱しているが、清水の練習も負けてはいない。
28日の練習では、選手全員で三保海岸を40分の散歩、続いてジョギングを20分終えた後、キックベースの“三保シリーズ”が行われた。さすがサッカー選手と言うだけあって、キックの飛距離は当然のことながら、守ってもフライを足でさばく選手がいるなど、ゲームは一進一退の攻防が繰り広げられた。
試合は、6回表ランナーなしの場面でGK櫛引政敏のランニングホームランもあり、オレンジチームがリード。7回までの規定だったが、8回、9回とビブスチームの泣きが入って続行。しかし、結果は変わらず、2-1でオレンジチームの勝利が決まった。
「今日は体を動かしてリフレッシュをしようと思った。選手たちにはプレッシャーなくサッカーさせたい。余分な緊張は俺だけでいい」(大榎克己監督)
一日だけは楽しんで、29日からは今節・川崎F戦の準備を進めることになる。
(清水担当 田中芳樹)
2014/10/29 07:00