7日、東城陽グラウンドにて、「2014関西ステップアップリーグ」ヴィッセル神戸戦が行われた。
前回の関西学生選抜戦から3ヶ月ぶり、今季4試目となった試合は最終ラインの中央を破られるなど0-3の敗戦。J1出場経験の豊富な選手が揃った陣容の神戸に対して、最後まで劣勢の展開を強いられた。
そんな中、川勝良一監督が「唯一の収穫」と評価したのが磐瀬剛だ。負傷から復帰後、初めてボランチの位置でフル出場した磐瀬について、川勝監督は、「戦えるし、走れる。よく(駒井)善成とかも運動量があると言われるけど、実際はきついんだよ。でも、しんどい中でも“もう一歩”が出せる。そこは技術や戦術ではない。なんとなく勝つより、負けた中でも収穫があったのは良かった」と話している。
磐瀬は、「J1のチームと対戦して、まだまだ力は足りないと感じた。一つ一つ、基礎を高めていかないと」と振り返った。次節のJ2第36節の相手は、6月にJデビューを飾った熊本。「チャンスだと思っています」と話す磐瀬に出場機会は訪れるか。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/10/08 07:00