秋晴れの7日、アルビレッジでカターレ富山との練習試合(45分×2本)が行われた。
前半は富山のプレッシャーに押され、無得点だったが、後半は新潟ペースで2点を挙げ、完封勝利。いずれも起点になったのは、後半左SHに入った岡本英也だ。左SBのイ・ミョンジェ、左ボランチの加藤大に声をかけて動かし、2人との連係から鈴木武蔵の先制ゴールをアシストした。
試合中も声を出し続け、後半42分にプレーが切れた際も、「あと5分やぞ!」と周りの選手にカツ。自ら最後まで攻撃の手を緩めず、ロスタイムの田中達也のゴールを演出した(アシストはイ)。
これまでは無口な方だった岡本。声について聞くと、「自分もやりやすくなるし、チームのためになる。大とかはうるさいと思ってるかもしれんけど」と照れ笑い。ただ、声を出すことで試合の流れが良くなったという手応えも感じた。
「これからも練習からしゃべりたい」。この変化は、チームにも好影響をもたらしてくれるはずだ。
(新潟担当 野本桂子)
2014/09/08 07:00