今季、北九州から福岡へと移籍してきた森村昂太にとって次節は移籍後、初めてかつてのホームである本城での試合となる。森村自身は
「北九州のサポーターからはブーイングでしょうね。でも、無視される方が辛いからいいのかな(笑)本城でのプレーは何度もあるし、良いイメージもある。ただ、どういう気持ちになるのかは実際に行ってみないとわからない」
と未知の体験を心待ちにしている様子だった。シーズン前半戦はチームスタイルへの順応を意識し過ぎるあまり、自身の良さを見失っていた。しかし、8月の自身の誕生日の際に「原点に立ち戻って自分のプレーを出していこうという気持ちはあります」と話していた通り、第27節長崎戦(0△0)や第29節横浜FC戦(0●2)では森村らしさを感じさせるプレー頻度が増えてきている。自身も「今、出せるようになってきているかなと思います」と手応えはあるようだ。
輝きを取り戻しつつある森村。その左足で結果を手繰り寄せたい
(福岡担当 杉山文宣)
2014/09/04 16:29