今節、北九州との福岡ダービーに臨む福岡だが、北九州市出身の三島勇太にとっては地元でのダービーとなる。自身も「自分にとっては地元というのもあるし、試合に出たらしっかり走って戦って気持ちで負けないようにしたい」とすでに闘志をみなぎらせている。
前節はあまり攻撃に絡めず、「あまり良くなかった。攻撃に入ったときにクロスで終わる場面が少なかったし、やり切る形で終わることができなかった」と反省しきり。しかし、ニア一辺倒だったクロスの形にマイナスのクロスを入れる場面も見られた。その点について尋ねると
「あまり成功していなかったのでクロスも(マイナスに)変えてみた。そこが見えるようになったのもあるし、周りの選手たちからそういう風に言われて気づかせてもらったところもある」
という意識からだったようだ。福岡の下部組織出身だけあって「(北九州より)下にいるのは嫌。勝って差を縮めたい」と話す三島。対抗心は並々ならぬものがある
(福岡担当 杉山文宣)
2014/09/04 07:30