24日にアウェイ・湘南戦に臨む3位・磐田。この一戦では新オプション・3バックを今季リーグ戦で初めて採用する可能性もある。
「システムが変わってもやることは変わらない。攻守の切り替えを徹底すること」と語るのはゲーム主将・松井大輔。「この時期、ポーランドの湿度は20%前後なので・・・」と高温多湿な日本の夏に表情を曇らすが、「だいぶ慣れてきました!」と前向き。トップ下の位置で攻撃の起点を作る。
そこへパスを出すのは中盤右アウトサイドの駒野友一。「3バックは前線の距離感が近くなる」と新布陣のメリットを語り、「湘南はホームで負けていないそうなので、『自分たちが』という思いもある。その意味でも勝ちたい」と闘志を燃やす。
この日の午前練習後、「今日、昼メシに行く予定だったよね?」と声を掛けた松井に対し、「あれ?そうだっけ?(笑)」ととぼけたのは駒野。小学校からの付き合いだからこそ、食事のアポイントはあえて“ラフ”。磐田の33歳コンビが、“あうん”(!?)の呼吸で若き湘南をいなす。
(磐田担当 南間健治)
2014/08/21 19:46