横浜FMにとって82分が“魔の時間”になっている。
2試合連続で82分にセットプレーから失点していることが理由で、MF中村俊輔は「チームとして気を付けなければいけない時間」と警鐘を鳴らす。
後半の押し迫った時間帯は、夏場の暑さも重なり、集中が途切れがちになる。そのときに自分たちが得意とするセットプレーで失点すれば、そのまま致命傷になりかねない。
今節のJ1第19節・柏戦で久しぶりの先発が濃厚になっているDF奈良輪雄太も「いままではどうにか守れるだろうと思っていた部分があるけど、最近は失点が続いている」と客観的に印象を語る。82分に失敗するのは二度までにして、横浜FMはチーム全体で最後まで集中を保ち、5試合ぶりの勝利を目指す。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2014/08/07 18:44