前節・新潟戦(0●1)の結果、C大阪は16位と降格圏に落ちてしまった。今週の練習について、マルコ・ペッツァイオリ監督は、「降格圏に入ったから、というわけではないが」と前置きしつつ、「高い集中力を持って取り組めた」と話す。
2年前の残留争いを主将として経験している藤本康太は「個人、個人ではなく、チームが一つになれるように努力していかないといけない。一人が声を出すだけではなく、全体が連動することが大切。後がない、くらいの危機感を持ってやらないといけない」と警鐘を鳴らす。
新体制になって5戦未勝利の現状については、「うまくいっていない部分もあるけど、いい部分をポジティブに捉えてやっていきたい。ネガティブに試合に入るのではなく、ポジティブに。2年前も苦しい時期を乗り越えたあと、連勝できた。危機感と厳しさは持ちつつ、試合になれば自信を持ってポジティブな気持ちでプレーすることも大事」と話す。
“危機感”と“ポジティブ”。相反するメンタルをしっかり保ち、C大阪はこれからの一戦、一戦を戦い抜く。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/08/07 18:47