ドイツ優勝で幕を閉じたブラジルW杯のMVPにはアルゼンチンのメッシが選ばれたが、彼に匹敵する、もしくはそれ以上の存在感を見せたのが、ドイツの守護神・ノイアーだろう。
17日の練習後、今大会で目立った“GKの活躍”についてキム・ジンヒョンに話を聞くと、「優勝する国には、良いGKがいる。後ろがあれだけ守れば、みんなの力も上がる。前も点を取らないといけない気持ちになる。そういう意味では、自分も、もっともっとチームを助けたい。(1-2で敗れた)川崎F戦にしても、1-0で終われるように最後まで止めたかった」と話した。
自身の4年後へ向けては、「今回はW杯を意識し過ぎた。次に向けても、まずは目の前のことをしっかりやっていきたい」と落ち着いた口調で答えた。
また、現在チームが取り組んでいるサッカーについては、「世界のレベルを意識したサッカーをしている。前からプレッシャーに行くぶん、(自分自身は)後ろをカバーする意識も強い。裏を取られないようなポジションを取りたい」と話した。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/07/18 22:02