13日の天皇杯2回戦・長野戦で森本貴幸が挙げた先制点をアシストしたのは、右SBの大岩一貴だ。右サイドで裏を取った田中佑昌のサポートに入ると、ワントラップから狙いすましたクロスを森本の頭に合わせた。
常に“結果”を求めてきた大岩にとって、待望のアシストになる。狙いどおりだったというピンポイントクロスに「ちゃんとできて良かった。やっとできたので、ホッとした」と笑顔を見せた。さらに「これから結果をもっと増やしていきたい」とどん欲だ。
後半途中からは山口智の負傷交代に伴いCBへと移ったが、そこからはしっかりと無失点に抑えてみせた。「ただ引いて守ると厳しいと感じていた。なるべく前から行ってもらって、ラインを高く保とうとは思っていた」と状況判断も抜かりなく、ハイブリッドなDFとして着実に成長を遂げていることを見せ付けた。
(千葉担当 片村光博)
2014/07/14 16:36