FC東京からの期限付き移籍で加入し、岡山でプレーしている林容平は、リーグ戦が前半戦を折り返して15試合出場・1得点。「ここまでチームの役に立てていない」と危機感を募らせていた。
「これまでみんな平等にチャンスが与えられている。その中でやっぱり結果を出した選手が出ている」と話す林は、チームの好成績にも実感が持てないという。
「オレが貢献している感が全然ないので、満足感も、4位感も、何もない。自分のゴールで勝っている試合もないので、これからはそういう試合を増やしたい」。
影山雅永監督が選手の入れ替えを示唆している13日の天皇杯2回戦・愛媛戦は、大きなチャンスとなりそうだ。林にとって、天皇杯はFC東京在籍時の昨年度の大会でプロ入り初得点を奪った大会で、ゲンも良い。
「DFに当たったおかげでゴールになったけど、次もそういうラッキーなのが欲しいな」と笑う林。「(立場を)ひっくり返してやるというくらいの気持ちでやっていきたい」と並々ならぬ決意を見せている。
(岡山担当 寺田弘幸)
2014/07/12 01:13