天皇杯2回戦・水戸戦に向けて、「メンバーはミックスさせる」と明言したマリヤン・プシュニク監督。その中で金城クリストファー達樹も先発の機会が巡ってきそうだ。10日まで練習で取り組んでいたボランチではなく、右SBでの先発が濃厚となった金城は「ボランチでもSBでもできるので、出場すれば自分の出せるモノを発揮するだけ。それだけの準備もしてきたつもり」と端正なマスクをさらに引き締め、力強く語った。
仮に出場となれば今季、公式戦初出場となるが、「楽しみな気持ちしかない。ここがチャンスだと思っているし、持っているモノを出し切るだけ」と声の調子からも、はやる気持ちを抑え切れない様子がうかがえた。
右SBというポジションにも「裏を気にするよりも前に出るのが福岡のスタイル。古賀(正紘)さんも『前に行け」と言ってくれているので、古賀さんにある程度、任せてしっかりと前に出られるようにしたい」と、古賀のサポートがあるからこそ、前に出ることを宣言。「自分の色を出していきたい」と、金城は強気な気持ちで水戸戦に臨む。
(福岡担当 杉山文宣)
2014/07/12 00:53