9日から全体練習が再開されたC大阪。その中には、フランクフルトの乾貴士とドルトムントに期限付き移籍中の丸岡満の姿もある。
乾について、「アイツ動けるから、付いていくのに必死」と苦笑いするのは、野洲高校の1年先輩である楠神順平。その楠神、監督交代については、「自分たちが変わらないと、やらないと意味はない」と神妙な顔つきで話し、「中断が空けた今週からしっかりやっていかないといけない」と気持ちを引き締めていた。
一方、ドルトムントでの日々について丸岡は、「トップチームの練習や練習試合にも出させてもらったし、充実していた。自分の個性を出さないとやっていけないので、そこは表現するように意識していた。レバンドフスキやマルコ・ロイスはやっぱりスゴい」と振り返った。
欧州でプレーする日本人選手同士の食事会にも参加しているようで、C大阪の先輩である乾や清武弘嗣だけではなく、「内田篤人選手にも連れていってもらったし、細貝萌選手にも会いました」という。ピッチ内外で貴重な経験を積んでいるようだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/06/10 16:24