股関節の痛みで昨季の第31節・大宮戦(2○1)から公式戦を欠場していた保坂一成が、ナビスコカップグループリーグ第4節・徳島戦を前にした紅白戦で、主力組のボランチに入った。明日のアウェイ戦も、先発が濃厚だ。
今月に入って練習試合を二つこなすなど、コンディションを見極めての起用だが、90分を通してのプレーは未知数。城福浩監督も「ゲーム体力だけが心配」と漏らすが、一方で「彼のゲーム感覚は信用している。周りの若手が彼の感覚、球離れの良さと収まりで、もっと躍動してくれると思う」と起用の効果に期待を寄せる。
保坂本人は「頑張ります。それだけです。いけるところまで、やれることをやります」とシンプルなコメントを残し、徳島に旅立っていった。
(甲府担当 大島和人)
2014/05/20 22:24