前節の札幌戦(2△2)で今季3得点目となる先制点を挙げたのがDF園田拓也。チーム内得点ランクで齊藤和樹と並んでトップに立った。
「取れているのは、みんなが自分の動きをよく見てくれているからだと思う。3点のうち2点はセットプレーからで、練習でやっていることが試合で出せている」と話す。
とはいえ、セットプレーに関しては、「恐らく、一番時間をかけてないんじゃないかと思いますよ」と小野剛監督も話すとおり、パターン化しているわけではなく、その場の状況に応じて選手たちがアイディアを形にしているモノ。「相手がこう来たらこうしよう、という判断を、試合の中でみんなが共有できているからですかね」と園田。
12試合を終えて3得点で、すでに自らのシーズン最多得点を大きく更新(これまでのキャリアでは1点が最多)しているが、「もっと取れるように狙っていく」と、まだまだどん欲だ。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/05/09 21:39