前節・栃木戦(2○0)で左SBを務めたのは藤田義明。本職はCBだが、今季は開幕戦からボランチとして出場。さらに栃木戦では布陣変更に伴い左SBへと移ったが、「どのポジションでも大丈夫なように準備している」と言い切る。栃木戦では安定したプレーで完封勝利に貢献し、シャムスカ監督に「期待どおりの活躍だった」と評価された。
指揮官に求められていることは堅実な守備だ。「左SBだけど、まずは守備。イメージとしては3バックの左ですね。攻撃はそんなに行かなくていいかなと」。右SBの駒野友一が高い位置を取るぶん、バランスを意識している。
今節・群馬戦もまずは守備での貢献を求められるが、攻撃参加すれば群馬の右SB、ファン・ソンスとマッチアップする可能性もある。12年まで磐田に在籍したファンとは一緒に食事に行くなど親交が深く、「対戦はやはり楽しみ」と笑顔を見せる。もちろんピッチ上では一歩も譲らない。今節も持ち前の堅守で左サイドにフタをする。
(磐田担当 南間健治)
2014/04/03 21:46