ピッチが荒れることも多いスタジアムだが、今季は「僕が来て以来、最高の状態」と田坂和昭監督も笑顔。「オフの間も見ていたが、人数をかけて細やかに作業してくれていた」と、1月から行われた芝の張り替え作業に言及した。
さらに前山幹主務が、芝の長さを練習場とそろえてもらえるよう管理業者に依頼。快諾を得て「地域に支えられていることを実感する」と感謝した。
第2節・北九州戦は、大分アカデミー出身で2012年まで大分でプレーした小手川宏基の初の凱旋試合となる。10年4月に左足関節脱臼骨折後、長いリハビリを経て復帰し、12年3月4日の第1節・草津戦でリーグ初得点を挙げた記憶は今も鮮烈だ。
12年第7節・甲府戦で小手川とともに3トップで出場しプロデビューしたアカデミーの後輩・後藤優介も「無口で怖かったけど、ダイレクトプレーは最高にうまい」と、先輩との対戦を楽しみにしている。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/03/08 07:00