■長谷川アーリアジャスール(MF/FC東京)
「ゴールを狙うプレーは増えている」
9月に開催された3試合すべてに先発出場し、チームの3連勝に貢献。第26節の名古屋グランパス戦では貴重な先制点を挙げた。トップ下、ボランチどちらのポジションでも、チーム全体に躍動感を与えるプレーをみせ、順位を10位から5位へ上げる原動力となった。
――9月のJリーグ月間MVPに選出されました。
「チームの調子が良かった(3連勝)ので、自分が引っ張っているように見えたのかもしれません。そういう意味では、チームに助けられた部分が大きいです。これからも、チームのためにやっていけたらいいかなと思います。自分たちがやっているサッカーに自信を持って、攻守に渡って頑張っていきたい。いまは攻撃のバリエーションが徐々に増えてきました。(太田)宏介くんと(平山)相太くんのホットラインもできている。昨年よりもチームとして点は取れています。個人的には、森重(真人)選手がいないときにキャプテンマークを巻かせてもらって、良い意味で責任感を持ちました。それで勝つことによって自信にもなります。監督からは『9月だけではなくて、10、11月と続けて得点を取れるようになれ』と言われました。そうやって連続してゴールを決めていけるように、目の前の試合に全力を出すことを続けていきます」
――トップ下にコンバートされてから評価された?
「よりゴールに近いポジションになったので、ゴールを狙うプレーは増えていると思います。そうしたことで、自分自身の攻撃的な特徴が出ているのかな、と。意識しているのは、1トップの(渡邉)千真くんとの関係や、前線からの守備です」
(FC東京担当 田中直希)
2013/10/31 21:46