練習場によく顔を出し、サポーターとも気さくに接するのが海野一幸会長。今日もヴァンフォーレが今月6日から使用を開始している韮崎市中央公園にやってきた。見学に訪れていたサポーターと話をして、対応が必要なテーマが浮上したらしい。即断即決の末、韮崎市の担当者にすぐに電話を入れていた。
問題はクラブハウスの脇に置いてあった自動販売機だった。売り上げの一定割合がクラブの収入となる“応援自販機”なのだが、サポーターが立ち入りできないエリアに置いてある。自販機の置き場をずらし、一般の方も飲み物を買いに来られる場所にずらした方がいい。見学場所から近くて便利だし、クラブの収入増にもつながる――。それが海野会長の着眼だった。
サポーターや地域の方と小まめにコミュニケーションを取り、労を惜しまず素早く行動する。地域密着のお手本と言われる、ヴァンフォーレ甲府らしい一幕だった。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/10/16 18:09