今節の京都戦に出場すれば、J通算300試合出場達成となる濱田武。ただし本人は、「特に何もないですよ」と、らしいコメントを残した。その後も、印象に残っている試合について、「特に(ない)」。数字を積み重ねてきた要因は「けががなかったことくらい」と淡々と述べた。
濱田と言えば、元々技術は高いが、今季はさらにプレー全体に円熟味が増している。「今までやってきた中でも一番うまい。(ボランチで組んでいて)やりやすい」と話す柴崎晃誠というベストパートナーも得たことで、実に生き生きとしたプレーを見せている。
また、C大阪ユース時代からの後輩である柿谷曜一朗の活躍にも刺激を受けている。柿谷からの、「お兄ちゃん的存在だし、今も(濱田の)プレーはめっちゃ見ている。濱ちゃんも徳島もめっちゃ応援していますよ」というコメントを伝えると、「アイツのほうが頑張っているしね(笑)。たまにメールも来ますよ」と柔和な表情になった。
徳島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(徳島担当 小田尚史)
2013/08/23 20:03