前節・福岡戦での途中出場でJリーグデビューを飾った安在和樹。選手交代でベンチから声がかかった際には「頭が真っ白だった」という。
また、以前、「初出場したときの瞬間の心境はどうなりそうですか?」と聞いたとき、「パニクるかもしれない」と話していた安在だったが、実際は「無の境地で入れた」とのこと。福岡戦ではチームと同様に“裏狙い”を徹底し、攻撃を活性化。「押せ押せだったので、その波に乗れれば」とアグレッシブにプレーし、チームの逆転勝利の瞬間をピッチで迎えた。
試合後は遠く福岡まで駆け付けた東京Vサポーターとともに「やっぱりうれしいですね」という“勝利のラインダンス”で喜びを分かち合った安在。後半アディショナルタイムに決勝点を奪った東京Vユースの同期である中島翔哉のゴールについては「ショウヤは素晴らしかった」と、称賛を惜しまなかった。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/08/06 14:58