神戸から期限付き移籍で加入したDF河本裕之選手が、前節・FC東京戦で76分から途中出場。“大宮デビュー”を果たしました。河本選手は下平匠選手に代わって左SBのポジションに入りましたが、終盤に金澤慎選手が負傷交代したため、ボランチにポジションを移しました。大宮デビュー戦で勝利に貢献した河本選手に、21日の練習後お話を聞きましたのでコメントを紹介します。【写真/徳丸 篤史】
■DF 3 河本 裕之選手コメント
――途中交代する際に監督からはどんな指示が?
「SBのポジションに入るということと、守備の指示を多く受けた。ベンチから見ていて、全体的に集中して戦っていたのでその流れを切らずに入れればと思っていた。まさかポジションがSBとボランチとは思っていなかった。(片岡)洋介さんから『最終ラインに吸収されてしまうときもあると思うけど、しっかり対応してくれ』と言われた。大宮に来て最初の試合だったし、追い付かれてしまっては意味がない。チームの勝利に貢献できるように戦った。貢献できたかは分からないけど、集中して戦えたと思う」
――大宮サポーターからは「コウモト・コール」もありました。
「大きな声援をいただいたし、大宮に来たんだなと実感した。今後も守備で無失点に貢献できれば」
――大宮のトレーニングと大宮の街について。
「攻撃的な練習が多いかなと。その中でフィードだけではなく、前にクサビを入れる形にもっと取り組んでいきたい。大宮の街は道が分からないので、ナビがないと動けません(苦笑)。(神戸時代のチームメートだった)規郎さん(鈴木)にはいろいろとお世話になっています。先週はチームメートに歓迎会もやっていただきました」
【PROFILE】
DF 3 河本 裕之(こうもと・ひろゆき)
1985年9月4日生まれ、26歳。兵庫県神戸市出身。183cm/72kg。明石FC→FC西神→滝川第二高→神戸を経て、今年8月大宮に期限付き移籍。J1通算148試合出場8得点。J2通算23試合出場5得点。
(大宮担当 郡司聡)
2012/08/21 18:36