DF槙野智章が日本代表について語った。ブラジルW杯アジア最終予選が終わった後、アルベルト・ザッケローニ監督は「コンフェデ杯で一区切り。また全員がスタート地点に戻り、新しい競争が始まるだろう」と話しており、槙野にとっては代表メンバーに復帰するチャンスでもある。
この発言を受けて槙野は「(監督就任から)3年が経ってメンバーをシャッフルするとは考えられない」と慎重な姿勢を崩さなかったが、「国内組や、選ばれていない選手にとってはそういう気持ちで向上心を持つことは大事だし、燃える」と意気込むことも忘れなかった。
代表に復帰するためには何が必要か。「戻りたいけど、その気持ちだけが先走るのも良くない。状況を打破するためにも所属クラブで結果を残すことが大事。与えられた場所でしっかりやることが大事」と槙野は話す。
「まずは浦和で」。これは槙野がこれまでも一貫して話してきたこと。代表の状況が変わるかもしれないが、槙野は変わらず、まずは浦和のためにプレーすることを誓った。
(浦和担当 菊地正典)
2013/06/15 09:10