前節のG大阪戦でも攻守にキラリと光ったプレーを見せ、今では中盤には欠かせない選手の一人になった八角剛史。特に攻撃面では積極的に顔を出すなど、存在感を発揮していた。
そのあたりについて聞いてみると「後ろで見ていても、イケさん(池元友樹)が気負っているように感じた。北九州という地元のチームを、俺が引っ張らないと行けないという気持ちが、ヒシヒシと伝わっている。その気持ちを少しでも和らげたいし、前の2人の大島(秀夫)さんとイケさんは守備も頑張ってくれている。FWは点を取るのが仕事。少しでも、攻撃に集中できるように思っただけです」と、照れ臭そうに話してくれた。
「一人ひとりが、もうちょっとサポートして、アグレッシブになれば、もっとチームは良くなるはず」
涼しげな表情ながら、八角はチームの確かな手ごたえを感じている。
(北九州担当 坂本真)
2013/06/13 20:03