15日のJ2第10節・松本戦での先発フル出場により、J2通算50試合出場を達成したDFキム・ジョンピル。2011年夏の来日から約2年、北九州と東京Vでキャリアを積み重ねて節目の試合を迎えた。
「たくさん試合をやるようになって、1年目、2年目よりは気持ちの面での余裕が違う」とキム。
自身の将来像については「プロフェッショナルプレーヤーになりたい。若くてまだまだできないことが多いので、できることをもっと増やしていきたい」と話した。
ちなみにキムはすでに日本語での日常会話にも支障はない。チームメートや友人との会話から日本語を身に付けたというが、“日本語の先生”とも言うべき存在が北九州のDF多田高行。自動車の免許を持たないキムは多田に送迎してもらう車中で日本語の会話を繰り返したことにより、言葉を覚えたという。
なお、東京Vで仲の良いチームメートは「年齢がタメ」(キム)のキローラン兄弟(木鈴・菜入)とのこと。
(東京V担当 郡司聡)
2013/05/22 17:51