ここまで公式戦全試合に先発出場していたドゥトラの出場停止によってナビスコカップ第7節・清水戦では本来の右SBでなく左SBでの先発が有力視されている小林祐三。近年は右サイドに固定されていた小林にとっては久しぶりの左サイド起用に戸惑いを隠せず、前日の紅白戦後には「右サイドでは自然なことでも、左サイドではトラップするだけでも足の角度や体の向きを理屈で考えてしまう」と神妙な面持ち。連戦のため十分な準備期間はなく、ぶっつけ本番に近い状態で試合を迎えることになりそうだ。特効薬はないものの「序盤のプレーでミスをしても、風景に慣れることに徹すれば大丈夫なはず」と自らに言い聞かせ、久しぶりの左サイドでのプレーをエンジョイできるか。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2013/05/21 16:22