27日の大分戦、C大阪にとってのポイントの一つは、かつてC大阪にも在籍していた“デカモリシ”こと森島康仁をどう抑えるかという点だ。
もちろん森島ひとりと対戦するわけではないが、大分の得点源である彼を抑えることが勝利のためには欠かせない。森島と同期入団の柿谷曜一朗は、「同期だけど年齢は上だし、いい兄貴分という感じだった。免許を取るのも早かったので、練習場と寮の送り迎えもしてもらっていたし、美味しい店も教えてもらった(笑)」と当時を懐かしみつつ、「中学時代から凄い選手。今の活躍は自分にも刺激になる」とその実力を称える。
「ただ、自分がマークすることはないので、そこはモニさん(茂庭照幸)や(藤本)康太くんに任せます(笑)」と“森島封じ”は味方に託す。
その藤本康太は森島について、「入団当時から日本人離れした強さを持っていた。今は気持ちを全面に出してプレーしている。厳しく行かないといけない」と話す。後輩の成長を認めつつ、大きな顔はさせないつもりだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/04/25 18:54