前節・岐阜戦に2-0で勝利し、今季2度目の2連勝を記録した栃木。しかし、2-0とリードしたあとはビルドアップ中の簡単なパスミスなどもあり、押し込まれる場面が多くなってしまった。榎本達也も「ゲームの運び方には課題があった」と分析する。
「ミスをしたくてしているわけじゃないのも分かっているし、もちろん(3連戦で)疲れもあったと思う。ただ、2-0で勝っているときの安定感は必要になる」。
とはいえ、積極的なミスにかんしては「自分たちが求めていていること(ビルドアップ)に対してのチャレンジから発生するミスは問題ない」と寛容だ。
「やらなければ結局はできないわけだし、まずはやろうとしていく心構えが、前に進むためには必要になる。ボール回しをしないで蹴るサッカーでは、いまのJ2の上のほうで戦うのは難しい。上を目指すなら、チャレンジしなければいけない」と、チャレンジする心構えの重要さを説いた。
(栃木担当 片村光博)
2013/04/24 19:46