21日に開催予定だったJ2第10節・松本戦が降雪により延期となった東京V。チームに試合延期の報せが入った約40分後、三浦泰年監督は選手たちを集めてミーティングを実施したという。「今後の試合はすべてが暫定という形になるからメンタルをどのように持つべきか選手たちに話をした。1日のオフもそのままにしたし、彼らのイメージしている行動に対して混乱を持たせないようにした。ネガティブな要素をプラス要素にしようと」。
その後チームは帰京し、松本戦の開始時間に近い15時から練習を敢行。当初の予定どおりチームは1日のオフに入った。「実際は1試合少ないが、1試合少ないという計算をしなくてもいいような位置に順位と勝ち点を持っていくこと。3、4試合先に初めてそう言えるから次の富山戦が大事。たとえば欧州各国リーグでも消化試合が少ないというケースがあるけど、首位のチームが1試合少ないのはボーナスのようなものでしょ」。
果たして、指揮官のチームマネジメントは奏功するだろうか。
(東京V担当 郡司聡)
2013/04/23 17:08