世界40カ国8,000余りのチームがエントリーしたU-15年代の世界大会“マンチェスターUプレミアカップ”。22日に始まったその本大会で日本代表として快進撃を見せていたG大阪ジュニアユースは25日、上海ナショナルスタジアムでの決勝に臨んだ。
決勝の相手はウニベルシダ・カトリカ(チリ)。グループステージで対戦した際は1-0で勝利を収めており、この決勝の前半が終わった段階でのスコアも1-0。アジア勢初のチャンピオンが見えてきたかに思われたが、残り10分を切ったところから立て続けに失点。1-2で逆転負けを喫してしまった。
カトリカのアビレス監督は「感慨無量です! このチームを誇りに思います。強豪であるG大阪を向こうに回して先制点を奪われ、前半を0-1で折り返してしまったのですから、逆転することは容易なことではありませんでした。貴重なことを学んだ大会になりました」などと大会を振り返った。
日本勢として、そしてアジア勢として初の優勝はかなわなかったG大阪だが、個々の選手が貴重な経験を積んだことは間違いない。チームは今後、8月14日から北海道帯広市で開催されるadidas CUP全日本クラブユース選手権(U-15)に出場する。世界大会から持ち帰った貴重な経験が、全国各地のチームに刺激を与えるような勇戦を期待している。(写真提供:NIKEFOOTBALL)
(BLOGOLA編集部)
2012/07/26 18:22