18日、柴原誠が岐阜へ期限付き移籍をすると発表された。清水から岐阜への期限付き移籍は、4月10日に発表された樋口寛規に続き今季2人目となる。
柴原は、清水エスパルスジュニアユースから、清水エスパルスユースを経て、11年にトップチームに昇格。12年のナビスコカップ第7節鹿島戦でプロデビュー。新井場徹(現C大阪)を何度も置き去りにするなど、右SBで果敢にドリブルを仕掛ける姿が印象的だった。
ただ、プロとしての2年間は、この試合と、天皇杯の途中出場の計2試合にとどまっていた。「2年間は厳しいものになりましたが、これも良い経験と捉え、悔しさをバネにやるしかないと思います」と、クラブを通じてコメントを残した。
早くから「天才」と呼ばれ続けてきた男が、環境を変えて、もう一花も二花も咲かせることができるか。
(清水担当 田中芳樹)
2013/04/18 17:42