17日、名古屋は第7節・FC東京戦に向けて軽めの練習を行った。
コート周りにフリーマンを配したミニゲームでは常に球際での激しさが見られ、田中マルクス闘莉王からは「プレス! 打たせるな!」と声が飛ぶ。そんな充実のミニゲーム中、楢崎正剛がライン際でボールを回収すると、目の前(フリーマンとしてコートの外に立っていた)で見ていた闘莉王が指を指して反応した。
「きったねぇ親父だぜ!(笑)」。
記者エリアからだと見えにくい角度だったが、どうやらボールはわずかにラインを割っており、フリーマンとして目の前に立つ矢野貴章がボールを蹴ろうとしたところを、楢崎がかき込んでマイボールにしたようだ。しかし、周囲の笑い声とともに平然とゲームは続行。第三子が生まれたばかりだった守護神に対する“誤審アピール”は報われなかったが、チームの雰囲気が良いことがうかがえる出来事だった。
(名古屋担当 村本裕太)
2013/04/17 18:48