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　前節の群馬戦で右ひざを負傷して2～3週間、戦列から離れるというアクシデントに見舞われたナム・スンウに代わって12日の紅白戦でプレーしたのは、群馬戦でも同様にナムに代わって入り、パスやダイアゴナルランなど良いプレーを見せ、流れを変えた田中佑昌だった。

　先発となれば今季初となる田中は「けがで出遅れたけどシーズンが始まってからいつでも出られる準備はしていたつもりだし、自信もあった」とコメント。さらに「まだ出られるかどうかは分からないけど、自分には攻撃が一番求められると思うので、出るからには得点に絡みたい」と意気込んでいた。

　鈴木淳監督も「紅白戦の印象や明日（13日）の練習でコンディションが悪ければ代えるかもしれない」と笑いながら、「群馬戦ではかなり良かった」と、田中を評価する。今季初先発となった際にどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。