10日、最下位に沈む岐阜に水野泰輔と樋口寛規の新加入が発表された。水野は名古屋、樋口は清水からの期限付き移籍となる。いずれの選手もすでに登録を済ませており、今節・松本戦での出場を目指して12日にはさっそく紅白戦に参加。
特に昨年まで岐阜でプレーしていた樋口は、いきなり主力組の先発を託されており、「目に見える結果として得点は意識したい。チームの初ゴールを狙っていく」と準備万端。彼のプレーを熟知する行徳浩二監督も「(去年以上に)点を取ること」と期待を寄せている。
一方の水野はサブ組スタートとはなったが、2本目から主力組にシフト。攻撃MFとして積極的なプレーを見せ、チャンスにも絡んだ。名古屋を飛び出す前には「攻撃の活性化に一役買えるように頑張りたい」と意気込んでいた水野。足下のテクニックには高いものを持つだけに自ずと期待は高まる。
樋口と水野、新加入の2選手が苦境にあえぐ岐阜を救う。
(岐阜担当 村本裕太)
2013/04/12 20:07