10日のカップ戦の新潟戦に勝利した鹿島は11日、週末のリーグ戦である、アウェイの大分戦に向けてそのまま大分へ移動した、5連戦の最後が敵地での連戦となるため、疲労を少しでも軽減するために、鹿嶋には戻らずそのまま大分入りすることとなった。さらに、帯同メンバーも新潟戦のベンチ入りした18人に昌子源、本田拓也を加えた20人で備えている。そのなかでも日替わりでベンチ入りの顔ぶれが変わるのがCBだ。今回、山村和也が帯同メンバーに加われなかったが、前節のリーグ戦では昌子と植田直通がベンチ外だった。そのなかの一人である昌子は「去年は運もあった」と話す。昨季は、レギュラーにけが人が続いたこともあり、ヤマザキナビスコカップ決勝の舞台では先発の座を勝ち取り見事な活躍を見せた。「今年は実力で取れということだと思う」。レギュラーは岩政大樹と青木剛で固定されているが、激しい競争原理が働いていた。
(鹿島担当 田中滋)
2013/04/11 20:37