[ザスパ思い出の品]
J2昇格メモリアルTシャツ
写真:伊藤 寿学
2019年の最終戦に勝利しJ2復帰を決めたときに、選手たちが身につけたメモリアルTシャツ。思い出の品に、二人は同じものを選んだ。
船津「サッカー人生で、このようなTシャツを着られる瞬間は、なかなかないと思います。僕は降格時にチームにいたので、このTシャツの意味をより感じています。次はJ1に昇格して、Tシャツを着たいと思います」
奈良社長「シーズン終盤になって、フロントスタッフが『メモリアルTシャツを作りたい』という企画をあげてきました。チームは昇格争いの崖っぷちでどうなるか分からない状況。予算もかかりますし、負ければ“幻”になります。『捕らぬ狸の皮算用』という言葉もある中で、スタッフの思いを買って承認をさせてもらいました。最後までヒヤヒヤの展開だったのですが、無事にTシャツを着ることができてよかったと思いました。昇格の瞬間は掛け値なしに、心の底からあふれる感動と涙でした。この年齢にして、あの感動を経験させてもらったことに感謝しています。このTシャツは、人生の財産だと思っています」
(群馬担当 伊藤寿学)
2020/06/26 10:13