J3開幕を2日後に控えた3月8日、カマタマーレ讃岐は2019シーズン開幕記者会見を開いた。会場となった事務所2階には、多くのTV局、新聞社が詰めかけ、上村健一監督、竹内彬、福家勇輝の3人が出席した。
昨季途中に加入し、今季も主力として活躍が期待される竹内は「いよいよ今週末、開幕ということでチーム全体としても気持ちが高ぶっている。開幕戦の勝点3というのは、チームにとって大きな意味をもつので、試合までの残り時間でフィジカル的にもメンタル的にも整えていい状態で試合に臨みたい」と語った。地元香川県出身の福家は「試合に出場することができればチームのために全力でプレーして、地元の皆さんやサポーターの為にも勝利をつかみたい」と意気込んだ。
今季からチームの指揮を執る上村監督は「1月13日からトレーニングを開始し、高松市・丸亀市・三豊市等、地域の皆さんにご協力頂き、良いグランドで練習をやらせていただいて、非常にいい状態で準備ができた。ケガ人も帰って来てくれていますし、コンディションが上がってモチベーションも高くなり、いい状態で開幕を迎えることができることを感謝している」とチーム状況を説明。「新監督としてのプレッシャーはあるか?」という記者からの質問には「ありません」ときっぱり。「あるとしたら、すべての試合で勝利を目指し100%の準備ができるかどうかへのプレッシャーだけ」と答えた。堂々とした大きな声で話す上村監督からはJ2復帰に向けた強い使命感と気持ちがみなぎり、熱い会見となった。
2019シーズンのカマタマーレ讃岐の戦いがいよいよ始まる。
文:大森 一
(BLOGOLA編集部)
2019/03/08 18:38