山手線ゲームを交えながらのリフティングゲームが終わると、大きな歓声とともに大量の水をチームメートから浴びせられた。「周りが見えなかったからよく分からない」が、ただの水だけではなくスポーツ飲料水も含まれていたのだろう、体から異様な香りも発している。この季節には厳しい“仕打ち”で「寒いっす」と繰り返すが、表情はうれしそうだった。
22日、MF遠藤渓太が21歳の誕生日を迎えた。「花のハタチがついに終わってしまった」とやや残念がりつつ、「20歳も21歳も若いと思うけど、世界では普通だと思うし、しっかりとしたプレーを見せていかないといけない」と意気込みを語った。
左太もも裏の負傷から実戦復帰はしたものの、先週は試合がない週ということで大事をとって別メニュー調整をしてきた遠藤。今週は全体練習に合流しているが、負傷した箇所の状態については「だいぶいいっす」と好感触の様子。まだ「抜き切ったあとのクロスとかシュートとかがワンテンポぐらい遅れちゃう」ようだが、「スピードに乗りながらのプレーはできてきている」と上々の手ごたえだ。
21歳で初めて迎える24日の今節・鳥栖戦、そして12月1日の今季最終戦・C大阪戦は「ゴールもアシストも含めて全部で5点ぐらいに絡みたい」と力強くコメント。常日ごろからこだわっている得点に絡むプレーをさらに意識して残り2試合に臨む。
(横浜FM担当 菊地正典)
2018/11/22 18:26