前節・大宮戦(1△1)に途中出場し、第34節・山形戦以来、約1カ月半ぶりに公式戦のピッチを踏んだ金沢のMF大橋尚志。「時間は短かったけど、久しぶりに公式戦に出られたのはよかった」と話す。
投入されたのは80分。「守備の面でやることは意識してできた」としつつ、「何本か前向きにもらえたシーンがあったけど、そこで最後しっかりパスを通せればよかった」と攻撃での反省点を口にした。
今季のリーグ戦ではここまで23試合に先発している大橋だが、競争の中でシーズン後半戦は控えに回る機会が多い。当然「悔しい部分はある」ものの、「出ていない中で成長できる部分もあると思うので、そこはプラスに捉えてできている」と前を向く。
主なテーマにはフィジカル面の向上を掲げている。
「やっぱりフィジカル、守備の面はボランチとして求められていると思う。シンプルに、コツコツやっていく」
今後も地道に取り組みつつ、虎視眈々と出番をうかがう。
(金沢担当 野中拓也)
2018/11/07 07:00