J1第30節・FC東京戦を2日後に控えた18日、C大阪は紅白戦を行い、先発組の2トップには、FW柿谷曜一朗とFW杉本健勇が並んだ。両者ともに、ここ数試合のリーグ戦では出場から遠ざかっており、リーグ戦での先発となれば、杉本は第25節・浦和戦以来4試合ぶり、柿谷も第26節・磐田戦以来3試合ぶりとなる。
紅白戦を総括して、「(柿谷)曜一朗も(杉本)健勇も前からアグレッシブにやってくれた」とユン・ジョンファン監督も評価したように、試合は先発組が押し込む場面が多く見られた。
今季、リーグ戦における得点は両者ともに4得点にとどまっており、チームが上位に突き抜け切れない原因にもなった。ただし、それらは指摘されるまでもなく、本人たちも自覚済み。
「自分自身、今季は出場時間も少なく不甲斐ないシーズンになっているけど、残りの試合はしっかり調整して、チームを勝たせたい」(柿谷)
「まず試合に勝つことを目指す。その上で、今季は全然ゴールを決めていないので狙っていきたいし、そこ(数字)でも貢献したい」(杉本)
今節に向け、奇しくも似たようなコメントを残した両者。ACL圏内を目指す上で、4位・FC東京撃破は譲れないミッション。その先陣を、2トップが切る。
(C大阪担当 小田尚史)
2018/10/18 18:45