名古屋グランパス選手会は、北海道胆振東部地震の被災者を支援しようと、名古屋市内で街頭募金活動を行った。
午前中の練習を終えた選手たちは、名古屋の中心市街地にある「オアシス21銀河の広場」に集まり、北海道出身のDF櫛引一紀の「多くの募金をよろしくお願いします」の第一声をきっかけにファンやサポーターに支援を呼びかけた。
街頭募金活動に参加したのは、小西工己社長、風間八宏監督及びケガで治療中の選手を除く全選手とクラブマスコットのグランパスくん。予定の時間を10分オーバーするほどたくさんの支援者が集まった。
櫛引は「今日は、すごくたくさんの人に募金していただいたし、チームメート、監督も協力してくれてとても感謝している。実家は被害こそ少なかったが停電もして、揺れもすごく怖かったと父母から聞いた。いまも不安な気持ちでいる人がたくさんいるので、被災されている方々に少しでも元気を与えられるように、北海道の人たちに元気を与えるプレーをして復興の力になりたい」とリーグ戦での活躍に意欲を見せた。
この日集まった義援金は483,172円。日本赤十字社を通じて全額被災者のための救援活動及び復興支援活動等の資金として寄付される。
(名古屋担当 斎藤孝一)
2018/09/17 17:31