熊本は6日、DF横山知伸の期限付き移籍加入を発表。横山は7日から早速練習に合流して汗を流している。今回の移籍はオファーから発表までも迅速で、12試合勝ちなしでJ3降格圏に沈む現状を受け、守備の強化を意図したもの。
「とにかく札幌との気温差に驚いている」という横山だが、熊本は開幕前のキャンプでも滞在経験があり、旧知の選手も少なくない。本人は「夏場の移籍は初めてで、学ばなければいけないことが多い」というが、大宮時代には渋谷監督の下でもプレーしており、練習を見ていても早くも馴染んでいる様子。
「サッカーは一人でやるものではないし、周りとのコミュニケーションでいいものを作っていくもの。意見をすり合わせて、お互いがやりやすいようにやっていきたい。いま、失点が多いようなので、球際の強さとか高さでは負けたくないと思っています」とのこと。
自身にとってもチャレンジとなる決断。残り15試合とシーズンは終盤に入っていくなか、1戦ずつ勝点を重ねていくことを目指す。
写真:井芹貴志
(熊本担当 井芹貴志)
2018/08/08 16:33