「クセ者は金園」
金沢は今節、ホームで甲府と対戦する。金沢の柳下正明監督は、磐田時代に指導した甲府のFW金園英学を「クセ者」と表現した。
「自分からアクションを起こしてというのではないんだけど、リアクションがものすごく速いんだよね。例えばクロス(への入り方)にしても、マークしていてもボールがちょっとズレると、そこへの反応が速い。あるいはセカンドボールも。そういうのでスッとかっさらっていく。そのあたりでチャンスを作ったり、点をとったりしている」(柳下監督)。
また、仙台から金沢に期限付き移籍中の藤村慶太も金園のプレーを知る一人。藤村は「ゾノさんは体が強いし、ゴール前での駆け引きとかもうまい。しっかり頑張れる選手なので、守備でも貢献できる」と話し、「ゴール前に入っていく感覚もあり、ヘディングとかも強い。そういうのはしっかりCBとかに伝えて、抑えられるようにしたい」と、特徴を守備陣に共有するとのこと。
甲府戦に臨むにあたり、金園を封じることも大きなポイントになりそうだ。
(金沢担当 野中拓也)
2018/08/08 15:52