J2最下位に低迷し、得点数もリーグワーストの京都。その得点力不足解消の切り札として期待が懸かる新戦力のブラジル人FWカイオが、チームに合流している。
1日の練習後に話を聞くと、開口一番に「アツイネ」と苦笑い。南半球のブラジルを出発するときの気温は4℃だったそうで、連日40℃近くを記録している京都とのギャップにはさすがに苦しんでいるようだ。
それでも、「横浜FCを離れたあとはドバイや韓国、中国に行ったけど、『日本に戻ってきたい』という気持ちは常に自分の中にありました。また戻ってこられて、すごくうれしい」と、13年以来5年ぶりとなる日本でのプレーに喜びをにじませる。
09年にはC大阪の選手として、12年には横浜FCの選手として、J2で2度の二ケタゴールを記録しているだけに、京都でも望まれているのはやはりゴールの量産。カイオも、「自分の長所はシュート力。ゴールは期待しておいてほしい。チームの勝利のために自分のもっているものをグラウンドで出していきたいです」と、しっかりそれを自覚している。
(京都担当 川瀬太補)
2018/08/02 08:32