
先週に髪色をグレーに染め上げてグラウンドに姿を現した北爪健吾。その日は髪色を変えた真意を隠したが、「次、結果を出したら話しますよ」という宣言どおり前節・山口戦で2アシストの大活躍を見せて勝利に貢献し、5日の囲み取材で口を開いた。
「単純に目立つため。自分へのプレッシャーを含めて、髪だけ目立ってもというのがあるので。あと結果が出ていないこともあって、気分も変えたいというのがあった。見た目を変えたら何かが変わるわけではないけど、自分の中ではある意味リセットを含めて新しい髪色にチャレンジした感じです(笑)」。
久々に見た柔らかい笑顔だった。ここ最近は数字の面で結果を残すことができず、悩む時間も多かった。ときには「勝利に貢献できていない」と悔しさを滲ませた試合も。その中で得た結果に安堵していた。
序盤戦はベンチ外が多かったが、いまとなっては欠かせない存在。北爪がどれだけ高い位置を取り、オーバーラップできるかがチームのバロメーターにもなっている。そして現在記録している5アシストは昨季の千葉時代と同じくキャリアハイ。しかし、結果にこだわる背番号14は「これだけ試合に出ているわりには(アシストの)数字は寂しいなという印象がある」と自らを奮い立たせる。
「もう少しコンスタントに数字を残したい。最後シーズンを終わって結果的に残るのは数字とチームの順位だけ。そういう意味では10(アシスト)は欲しかったし、残せたと思う。でも、それだけチャンスが作れているということはポジティブに捉えることができる」。
早くも髪色は色落ちして “派手色”に変貌。それでもピッチで目立つことに変わりはない。後半戦も右サイドを爆走して横浜FCを引っ張る。
(横浜FC担当 高澤真輝)
2018/07/05 18:04