7月1日に1歳の誕生日を迎えた『さぬぴー』。「出汁のにごりをへらしたい。すきとおった出汁をとりもどすのです」と謎コメントを残して旅立つ様子が公式ツイッターでも確認できる。『さぬぴー』のベースは“釜玉”だが、全国一のうどん消費量を誇る香川県民に学びながら“かけうどん”や“ぶっかけうどん”など「最近は、その日によって変化していますね」(広報担当)とのこと。この休暇は、その出汁を改善させる旅だと取材によってわかった。
気になる出汁について取材を進める中で、DAZNの讃岐リポーターを担当し、香川県で放送されている情報番組内の『特選うどん遍路』という長寿コーナーを担当する奥田麻衣リポーターは「香川県なので出汁のベースはやはりイリコ(煮干し)だと思いますが、きっと伊吹島産のいいイリコを使ってるんだろうな」と約300軒取材してきたデータベースから推測する。地元新聞社では朝刊トップで、かけうどんの平均価格を調査する香川県ならではの社会派な特集が掲載されるたびに話題を呼ぶが、『さぬぴー』の出汁調査もミニコラムとして掲載される日が来ることを期待したい。
人生の選択に出発した『さぬぴー』。第24節・千葉戦のホームゲームには輝きを取り戻して復帰見込み。尚、夏季休暇中もイベントなどの出演依頼は受付可能とのこと。
(讃岐担当 柏原敏)
2018/07/04 16:14